認知症症状のあり方 | 富士山麓病院介護医療院・富士山麓クリニック

認知症症状のあり方

人生の山とは

 人生の成長期に獲得したものは、高齢期になるといろいろな事情もありどんどん失われていく。
得たものの失われ方は、下記表の「人生の山」のごとくなる。
「人生の山」はその経験も示してある。
左側の上り坂が「目的格」に該当する各種能力、知識、友人、職業、配偶者、子供、社会的信用
などを、我々が「主格:S」として獲得(「所有格」:P)していく時期である。
 右側の下り坂が、獲得しているもの、すなわち「主格:S」が「所有格:P」「目的格:O」で
表されるものを喪失していく時期である。
この表の「人生の山」の図を利用して、高齢者を主人公・主役として「主格:S」を回復できる
ように、そして「自己実現」をいろいろな出来事のなかでやり遂げていること、「存在価値」を
充分に所有していることを理解させるように会話を行うのである。

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